【2歳の叱り方】効果的な5つのポイント!

2歳になると、自己主張が強くなり、思い通りにならないと泣いたり怒ったりすることが増えてきますよね。
「毎日怒ってばかり…」「叱り方がこれでいいのか不安」そんなふうに感じているママやパパも多いはず。
この記事では、2歳児に効果的な叱り方のコツを、心理学の知見も交えて、わかりやすく紹介します。

叱る=怒るではなく、子どもの心を育てるチャンスにしていくにゃあ!
2歳児の特徴と「イヤイヤ期」の意味
2歳頃は「自分でやりたい!」という自我が強くなる時期です。
言葉もまだ未熟で思いをうまく伝えられず、感情が爆発しやすくなります。
これは“反抗”ではなく“成長の一歩”。この時期を「どう関わるか」で、子どもの自己肯定感が育まれます。

ほとんどの子どもが通るイヤイヤ期。周囲の関わり方が重要になってくるにゃ!
NGな叱り方3選
感情的に怒鳴る
→ 子どもは「なぜ怒られているのか」が分からず、ただ怖いだけに。
長々と説教する
→ 2歳には難しく、聞く力も集中力もまだありません。
比較や否定の言葉を使う
→ 「お兄ちゃんはできたのに」「なんでそんなこともできないの?」などは自信を奪います。

ついついしてしまう叱り方だけど、意識してしないようにしよう!
効果的な叱り方のポイント5つ
では、肝心の効果的な叱り方を5つご紹介!
短く、わかりやすく伝える
「ダメ!」より「〜だからやめようね」と理由をセットに。
目線を合わせて話す
大人がしゃがんで話すと、安心感が生まれます。
行動を叱る、人格は否定しない
「〇〇するのはダメ」→「あなたはダメ」にならないように。
感情を言葉にしてあげる
「嫌だったんだね」「悔しかったんだね」と気持ちを代弁。
落ち着いたあとに話す
感情が高ぶっているときは、まずは抱きしめてクールダウン。

意識して叱るだけで全然反応が変わってくるにゃあ
実際の声かけ例
シーン | NG例 | OK例 |
---|---|---|
おもちゃを投げた | 「何やってんの!」 | 「おもちゃは投げないよ。危ないよ」 |
イヤイヤ発動中 | 「うるさい!」 | 「〇〇したかったんだね。そう言ってくれたら嬉しいな」 |
ごはんを食べない | 「早く食べなさい!」 | 「おなかすいたら言ってね。待ってるよ」 |

抽象的ではなく、具体的に声掛けをするにゃ!
叱るより「伝える」意識を
2歳の子どもは、叱られることで「自分はダメな子」と思いやすい時期。
だからこそ、「叱る=教える」「怒る=感情ぶつけ」と区別することが大切です。
叱るときこそ、愛情と信頼を込めて。「伝える」子育てを、一緒に取り組んでみませんか?

