2歳の癇癪どうする?原因と対処法

- 「急に床に寝そべって大泣き!どうして?」
- 「買い物中に癇癪を起こされて、周囲の目が気になる…」
- 「叱るべき?優しくするべき?対応に迷う…」
我が家の2歳の子どもも現在「イヤイヤ期」真っ只中。癇癪(かんしゃく)は成長の証でもありますが、親にとっては本当に大変ですよね。
今回は、2歳の癇癪に悩むママパパへ向けて、原因と具体的な対処法、そして気持ちがラクになるヒントをわかりやすくご紹介します。

イヤイヤ期は成長の証なのはわかるけど、それでも気持ちがしんどいよね。
癇癪ってなに?2歳の特徴とは
2歳ごろの子どもは、「自分でやりたい!」という気持ちが強くなる時期。けれど、言葉や感情のコントロールがまだ未熟なため、思い通りにいかないと怒りや不満を爆発させてしまう=癇癪が起こるのです。
よくある癇癪の例として…
- おもちゃが思い通りに動かないと泣き出す
- 着替えを嫌がって怒る
- 帰りたくないと道端で大泣き
などがあげられます。
「うちの子だけ?」と感じがちですが、ほとんどの2歳児が通る道です。
癇癪の原因は?4つのよくある理由
自己主張が強くなる時期
「自分で!」が叶わないと感情が爆発。
言葉でうまく伝えられない
思いが伝わらず、もどかしさで泣いてしまう。
生活リズムの乱れ・疲れ
睡眠不足や空腹で癇癪が起きやすくなる。
親の反応を試している
「この時どうなる?」と実験中のことも。

色々な理由があるんだにゃ!
癇癪への上手な対処法
落ち着いて見守る
子どもが泣き叫んでも、親は冷静でいることが大切。ついつい感情的になりそうになりますが、「大丈夫だよ」「気持ちを受け止めるね」と寄り添う声かけを。
気をそらす
好きなおもちゃや風景を見せて、意識を切り替えるのも効果的です。
環境を整える
疲れや空腹を避けるために、生活リズムを整えることも癇癪予防につながります。
ご飯やお昼寝の時間を決めるなど、生活のリズムを作るといいですよ。
共感+ルールの提示
「イヤだったね。でもお買い物のときは走らないよ」など、気持ちを認めつつ伝えることも◎。
ママパパの心が疲れたときは…
どれだけ愛情を注いでいても、毎日癇癪に向き合うのはつらいもの。
そんなときは無理せず、頼れる人に相談したり、一人の時間を確保してリフレッシュしてくださいね。
「癇癪をなくす」のではなく、「癇癪と上手に付き合う」ことを目指しましょう。
癇癪は“成長の階段”
癇癪は「わがまま」ではなく、自立への第一歩。
うまく対処できない日もあるけれど、ママパパの愛情はしっかり届いています。
子どもが成長するにつれて、癇癪は少しずつ落ち着いてきます。無理せず、がんばりすぎず、一歩ずつ親子で歩んでいきましょう。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

